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MotionBuilderチュートリアル No.10!!

更新日:2020年11月26日



こんにちは!!

モーションビルダーチュートリアル第10弾です!!


久しぶりの投稿ですw 忙しくて全然かけていなかったです。。。 まだ書きたい事がたくさんあるのでちまちま進めていきます!


前回の第9弾ではコンストレインの仕方について説明させて頂きました。 今回は【カメラでのぼかし】方法に関してご説明させて頂きます。


カメラの【ぼかし】とは!?

少し前までは一眼レフなどを使わないと出来なかったことが、

今はアプリやスマフォの機能のポートレートなどを使用する事で 背景をぼかして被写体を強調させるなど簡単にできます。


MotionBuilderで背景をぼかすのは正直簡単ですw

なので少しボカしについて軽く説明とテクニックを紹介しようかなと思います。



綺麗にぼかすには、被写体を背景から遠ざける!


実際のカメラだと、背景と被写体の距離(間隔)が長いほど、背景はボケやすくなります。

人や物を簡単にぼかすなら、奥行きのある空間で撮影すると簡単にボケさせることができ、また室内であっても壁から離れてもらうことでキレイにぼかしを演出することができます。 (3Dの場合は嘘を付けるので、やり方次第でもっと簡単に出来ます。)


「F値(絞り値)」を調整できるようになる


カメラを触る人やCGをやる人なら、よくF値と聞くことがあると思います。 これは絞り値といって、カメラに光が通る穴の大きさを表す数値の事を指します。

簡単に説明すると、 f値小さく → 穴が広がる → 光がたくさん入る(ボケる) f値大きく→ 穴が狭くなる → 光が少ししか入らない(ボケにくい) という意味合いで、カメラに貯める光の量をコントロールする仕組みを「絞り」と言います。 そのため、f値を小さくすればボケ、f値を大きくすればボケにくいとという事になります。

「F値(絞り値)」を調整してボケの印象はどのように変わるのか??


絞りを開け、f値を小さくして、ボケを大きくした写真は優しく柔らかい印象を与えます。 絞りを絞って、f値を大きくしてボケを小さくした写真はカッチリとした印象を与えます。

一眼レフだと数値を色々といじって調整する事で求めてる絵を出すことができるのと同じように3D上でも同じことが出来ます。 簡単にボケに関して説明したところで、

MotionBuilderでボカシをいれる方法を紹介します!


Render Option :

【Enable Real-Time Effects】

MotionBuilderでボケを入れるのは非常に簡単です。 カメラを作成して、カメラのアトリビュート内のタブでRender Optionを選択します。 その中にある【Enable Real-Time Effects】のチェックを入れるとFocusが入ります。


その後、【UseDepth of Field】にもチェックを入れます。


もうこれだけでボケたと思います! ただ、データ的に重たくなるのでアニメーション作業中は【Enable Real-Time Effects】のチェックは外しておくのをお勧めします。 (レンダリング時だけチェックすればいいので)


【Use Depth of Field】

これはFocusの距離を調整できます。 お勧めは二つあるので紹介しておきます。好きな方を使ってみてください。 Camera Interest カメラの注視点に基づいて被写界深度を決定します。カメラの注視点にあるモデルにピントを合わせます。カメラの注視点に近づけたり離したりすると、モデルは次第にぼかされます。 Specific Distance カメラの注視点からの指定距離で定義した位置に基づいて被写界深度を決定します。



【Focus Angle】

Focusの強さを調整できます。 焦点またはぼかしの角度を指定するために使用します。角度の値を大きくすると、被写界深度が浅くなり、ぼやけ具合が強くなります。角度を小さくすると、被写界深度が深くなり、ぼやけ具合が弱くなります。 こまかい設定などは触ってみて自分の求めている絵を作れるよう覚えていければいいのかなと思います!!


個人的にはデフォルト0.5にしてから、Focus距離をと整えてから強さを整えるとやり易いです。


 

まとめ:

3DCGを始めてからカメラをいじる人は多く、カメラの知識はあまり無いけど、

CG上でそれとなく触っている人は多いと思います。 CGを触るうえでカメラの知識は最低限必要なので、安いのでもいいから一眼レフなどを購入して色々と自分なりに勉強するのが一番早いのかなと思います。


いい物を作るにはいい作品をいっぱい見る!!


映画もただ見るのではなくカメラを意識して見るを意識することで作品の発想に繋がると思います。いい物を探求心ある目で見てください!

それが一番の勉強だと思います!!


 

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