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MotionBuilderチュートリアル No.01!!

更新日:2020年5月20日


こんにちは!!

モーションビルダーチュートリアル第1弾です!!


世の中には本当にMotionBuilder(以下、ビルダー)のチュートリアルが少ないです。。。


私は、アニメータにとってビルダーは欠かせないCGソフトだと思っているので、

ここでは私のビルダーの知識を少しでも役に立てばと思い、 チュートリアルを

BLOGとして書かせて頂こうと思います。


モーションキャプチャーが復旧しているこの世の中でこれからビルダーがどんどん活躍してくると思うので 私の知識が学生さんやこれからビルダーを覚えようとしている人たちのお役に立てればと思います。



このチュートリアルブログが何部構成になるかは分からないのですが、出来る限り初級編から上級編まで地道に書いていこうと思います!!

まずは初回なので、簡単な部分から入っていこうと思います(^O^)


そもそもビルダーとはなんぞやと簡単に説明すると、

一言でアニメーションだけに特化したCGソフトです。


MAYAやMAXもアニメーションをつけるうえで大事なCGソフトですが、その中でもビルダーがアニメーションに特化している理由としてはとにかく軽い!

CGソフトというのは大抵グラフィクボード(以下、グラボ)でPCの画面の再生速度(fps)が決まります。


グラフィックボード:

少し派生するのですが、個人的にMAYAやMAXでアニメーションを付ける場合、グラボはQuadroならp4000は欲しいです個人的にですwww

GeforceならGTX1060はほしいと思ってます。

ただビルダーだけやる分にはグラボは正直そこまで大きくなくて大丈夫です。

(個人的にk2200あれば問題ないような気がします。。)


アニメーションだけならメモリも16G~32Gまであれば十分で、コア数も気にしなくていいレベルです。

なのでアニメーションに特化してて、お財布にも優しいという素晴らしいソフトなのです! 結局、仕事だと詰め作業はMAYAでやるので技術があがるにつれてグラボが高いものに越したことはないんですけどねwww


さてこのブログを読んで頂けているという事はそんな事、

知ってるわって人たちだと思うので、 ビルダーの簡単な前置きはこの辺にしてさっそく操作方法の説明をさせて頂こうと思います!!


【楽天】

・ Quadro K2200・ Quadro P4000・Geforce GTX1060・Geforce GTX1080

※CG制作にオススメのグラフィックボード


Interaction Modeとは?

操作方法を統一したいので、キー操作をモーションビルダーの設定にしたいと思います。 まず初めにビルダーを立ち上げると、上部にいくつかメニューバーが表示されます。

その中のSettingのなかにInteraction Modeという欄があります。

それを押すと以下のようにタブが開かれます。



このタブの中に他のCGソフトの名前が記載されていると思います。これはキーのショートカットなどの操作を MAYAだったりMAXだったりと操作を変更することが出来るオプションになります。 MAYAの操作に慣れてる人は変更してもいいのですが、今回のブログはMotionBuilderで統一したいので こちらの設定がMotionBuilderのタブになっているのを確認して作業を進めていければと思います。


Preferenceの設定!?

ビルダーの操作説明を始める前にビルダーの初期設定を少し変更しようと思います。 ビルダー初期設定でUndo(Ctl+Z)の回数が最初10回と設定されています。 さすがに10回じゃ足りないので50回ぐらいにするといいです。むやみに100回とか上げすぎると遅くなる原因になるので 気をつけてください。



View操作について!

まずは画面操作に慣れよう!という事で、 キーの操作から説明していきます。

ウィンドウをパン:Shift キーを押しながら左クリックで上下左右に移動

ズームイン/ズームアウト:Ctrl キーを押しながら左クリックで前後に移動

カメラの注視点から回転:Ctrl+Shift キーを押しながら左クリック

Field of View(画角)の数値変更:Z+左クリック


どのソフトウェアで一緒だとおもいますが、

キーボードの【A】をおすとオブジェクトの全体をフォーカスしてくれます。

キーボードの【F】をおすとオブジェクトにカメラがフォーカスしてくれます。



ディスプレイの表示方法

Ctl+Aで押すたびにディスプレイの表示を変更することが出来ます。

表示は三段階あり、

・1段階目はリグや骨を透過する表示

・2段階目はリグや骨を表示しているが透過はしない状態です。

・3段階目はリグ、骨、カメラなどを非表示にしてモデルだけ表示する状態です。


また、ディスプレイの表示変更のショートカットとして

Ctl+E:パースビュー表示

Ctl+R:ライトビュー表示(もう一度押すとレフトビュー表示)

Ctl+T:トップビュー表示(もう一度押すとボトムビュー表示)

Ctl+F:フロントビュー表示(もう一度押すとバックビュー表示)


別の回で説明しようとおもうのですが、

スケマティックビューという表示が(Ctl+W)で出来ます。



また、画面分割が書きコマンドでできます。

・Ctl+フルキーの1:1画面モード

・Ctl+フルキーの2:2画面モード

・Ctl+フルキーの3:3画面モード

・Ctl+フルキーの4:4画面モードと最大4画面の分割ができます。


また、MotionBuilder 2017からビュー画面を単一出力する事が出来るようになりました。 上部のメニューバーのWindow→Add Viewerでビューを増やすことも可能です。



移動・回転・スケール(グローバル軸とローカル軸) :

オブジェクトの移動・回転・スケールに関しては下記がショートカットになります。

キーボード【T】:移動

キーボード【R】:回転

キーボード【S】:スケール


またMAYA同様にグローバル軸とローカル軸が存在します。

変更方法は右側にあるコマンドタブの中にあるのですが、その中にAdditiveというのがあるのですが、それはFカーブ軸(MAYAでいうグラフエディタ)の軸になります。

なのでAdditiveモードにするとジンバルの確認できるのでうまく使い分けをすることが出来ます。



動の仕方や回転のやり方はいじってみればだいたい分かると思うので詳しくは説明しないのですが、マニュピレーターの表示の変更はテンキーの【+】と【-】で出来るので

見やすく自分好みにするといいと思います。



 

まとめ:

なかなか新しい3Dソフトを覚えるのは大変だと思いますが、 アニメータを目指している人やこれからビルダーを覚えようとしている人たちははビルダーを覚えておいて損はないと思います! MAYAとビルダーだと作業スピードが倍と言っていいほど違うので、アニメーションソフトとしてこれからも重宝されると思います! 簡単な操作説明としては以上になるので、次回は【Keyの打ち方】と【再生時の操作方法 】と【セーブの仕方】を 説明していきたいと思います。


 

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